F1マクラーレンチームのタイトルスポンサーに楽天が1億2千万ユーロで交渉中?

F1チームのマクラーレン(McLaren)チームのタイトルスポンサーは、シーズンが始まっているにもかかわらずまだ決まっていない。しかしスカイニュース(Sky News)によると、なんとマクラーレンのメインスポンサーは日本の楽天になるかもしれないと報じている。

Japanese Giant Rakuten In £120m McLaren Talks

F1カーというのはサイドの一番広い面積のところに、そのチームのタイトルスポンサーの名前が描かれたり、車全体にその企業をイメージさせるカラーリングが施されたりする。これが、F1カーは「走る広告塔」と言われるゆえんである。

確かに楽天が世界展開をする上で、F1というのは絶好の機会だと思ったことはある。欧州ではF1の人気が根強いので、マーケティングにおいても効果的だろう。しかもマクラーレンほどの強いチームの場合、何度も国際映像に映るので、そのチームのスポンサーの知名度も上がりやすくなる。

もしこのことが実現すれば、2015年度からは、楽天マクラーレンホンダというまさに日本のF1ファンにとって夢の組み合わせとなる。しかし日本ではすでに楽天は有名であり、彼らにとっては世界的なマーケットで成功を収めるという目的の元で行われることであり、F1の役割と楽天の目指すところが一致するのであるから、こういう話が浮上してくるのは不思議でもない。

楽天がマクラーレンに支払う契約金は年間で4千万ユーロ、3年契約で1億2千万ユーロ(日本円で約171億円)と噂されているが、時価総額1兆6千億円の楽天にとっては問題ない金額ではあろう。マクラーレンはこの噂にはコメントを避けている。マクラーレンのメインスポンサー契約については、少なくとも数戦のうちに発表されると思われるので注目である。

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