蛍の光の原曲はスコットランド民謡のAuld Lang Syneである

知らなかったです。蛍の光は日本の曲だとずっと思ってましたので。

NASAの2012年を振り返る動画を見ていたところ、バックミュージックで蛍の光のメロディが流れていたので、この曲はそこまでワールドワイドなの?と、変な感じがしたのです。なので、蛍の光は海外でどのように聴かれているのだろうと思って調べると、なんと日本の曲ではなくスコットランドの曲だと判明したのであります。

蛍の光はスコットランド民謡の「Auld Lang Syne(オールド・ラング・サイン)」に、日本の歌詞を載せたものです。原曲は1700年代にスコットランドのロバート・バーンズが歌詞をのせて有名になり、ベートベンやハイドンなどもアレンジしていることから、かなり昔に作られた曲なのだとうかがえます。原曲の歌詞も英語だったために世界中でこの曲が親しまれていて、どの国でも何かを振り返ったり、名残惜しむときに歌う場合が多いようです。

また、「オールド・ラング・サイン」は、ヨナ抜き音階というもので作られています。ヨナ抜き音階は、坂本九の「上を向いて歩こう」や演歌などで使われている日本でも定番の音階であるので、蛍の光も違和感なく親しまれるのでしょう。ヨナ抜き音階とは、ファとシのない「ドレミソラ」であらわされる音階のことです。


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