アニメの宇宙戦艦ヤマトのリニューアルバージョン「宇宙戦艦ヤマト2199」が制作されて上映中ですが、ただの焼き直し作品ではなく評判もなかなかのようです。

日本ではおなじみの宇宙戦艦ヤマトは、日本が第二次世界大戦の時に撃沈された戦艦「大和」を改造して、惑星イスカンダルに放射能除去装置を取りに行くという物語です。

ちなみに本当の戦艦「大和」は今も海の底に沈んでいます。当時の日本軍はミッドウウェー海戦以来、空からの爆撃に日本の戦艦は耐えられなくなっていました。

ミッドウェー海戦でのアメリカ軍は、日本のレーダーからは捉えられない高さから急降下爆撃機で忍び寄り、日本の戦艦に向かってほぼ垂直に急降下して爆弾を落とした後に、また上空に駆け上るという作戦に出ました。この急降下爆撃に対応できなかった日本軍は4隻の戦艦が撃沈されて、戦況も米国有利になっていきます。

その後、坊ノ岬沖海戦で「大和」も同じく空からの爆撃と魚雷攻撃に耐えかねて、遂には海の中に沈没してしまいます。その「大和」は、鹿児島県南西沖の「北緯30度43分 東経128度04分」の地点に沈没していると言われています。

北緯30度43分 東経128度04分（緑の矢印）

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その戦艦「大和」を用いて制作されたアニメが「宇宙戦艦ヤマト」ということです。今回のアニメはその時の設定を多少いじくって制作されていますが、それは劇場やブルーレイで確認してください。※TV放映は2013年の予定とのこと。

そして、「宇宙戦艦ヤマト2199」のオープニング絵コンテに、エヴァンゲリオンでお馴染みの庵野秀明氏が担当しています。そのせいか「宇宙戦艦ヤマト」に影響された庵野氏のエヴァが、「宇宙戦艦ヤマト2199」に影響しているようにも見えます。

『宇宙戦艦ヤマト2199』特報


「宇宙戦艦ヤマト2199　第二章　太陽圏の死闘」　PV　120秒バージョン

• 
  宇宙戦艦ヤマト 2199 (1)
• 第1話「イスカンダルの使者」
• 第2話「我が赴くは星の海原」

• 
  宇宙戦艦ヤマト2199 (2)
• 第3話「木星圏脱出」
• 第4話「氷原の墓標」
• 第5話「死角なき罠」
• 第6話「冥王の落日」

• 
  宇宙戦艦ヤマト2199 (3)
• 第7話「太陽圏に別れを告げて」
• 第8話「星に願いを」
• 第9話「時計仕掛けの虜囚」
• 第10話「大宇宙の墓場(仮)」