Amazonのタブレット端末「Kindleシリーズ」の中に、フルHD対応の8.9インチ型タイプのタブレット「Kindle Fire HD 8.9」が加わりました。
今までのものとはどう違うの?と言えば画質が違うということです。以前のモデルは解像度が1280×800ドット、動画は720p HDでしたが、Kindle Fire HD 8.9は1920×1200ドット、1080p HDになっています。
新モデルKindle Fire HD 8.9インチモデルと、日本で発売中のKindle Fire HD 7インチモデルのスペック表はこんな感じです。ディスプレイ以外にもCPUの性能にも違いがあることがわかります。
Kindle Fire HD 8.9 |
Kindle Fire HD |
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価格 | 16GB:24,800円 32GB:29,800円 |
16GB:15,800円 32GB:19,800円 |
CPU | OMAP4470(デュアルコア[2コア],1.5GHz) | OMAP4460(デュアルコア[2コア],1.2GHz) |
メモリ | 1GB | |
ディスプレイ | 8.9インチ(1920×1200) 最大1080p HD |
7インチ(1280×800) 最大720p HD |
通信 | デュアルバンド デュアルアンテナWi-Fi接続 | |
駆動時間 | 10時間 | 11時間 |
質量 | 567g | 395g |
発売日 | 2013年3月12日(予約受付中) | 販売中 |
さらにアマゾンでは通信速度を他社のタブレットと比較して、Kindle Fire HDの方が速いということもアピールしています。また、iPad miniとKindle FireHDの性能を比較していたりして、まさにガチンコの勝負を挑んでいるというのが今のタブレット業界のようです。
Kindle Fire HD 8.9 vs iPad
海外ではこのような露骨な比較をたまに見かけます。例えばLenovoがHPのノートブックを持ち出して、耐久性の比較映像を出してる時もあるくらいです。日本の企業の場合、他社との比較をもろに見せつけるというのはないので、ある意味カルチャーショックな感じもします。