政府による節電要請期間が始まり、電力需給が逼迫し計画停電にならないように節電が求められる時期になっています。今回はPCの節電対策ということで、電力消費の少ないウルトラブック（Ultrabook）の夏モデルをまとめてみました。

大体ですけど、各社のウルトラブックの標準電力使用量というのは、10W以下です。最大でも40W程度になります。これがデスクトップ型だと標準で50W～100Wあたりです。

計画停電が実施されると、デスクトップパソコンは電源が落ちてしまいます。しかし、ノートPCだとバッテリーがあるので、停電の際にも使用可能であり、節電対策や停電対策にもなるのは当然です。さらにウルトラブックは省電力仕様であるので、ノートPCよりも条件によっては優れているといってもいいでしょう。

また、ウルトラブックは消費電力が小さいのでバッテリー時間も大幅に伸びます。しかし、ただ消費電力が低いからと言ってPCの性能が落ちるというものでもありません。むしろ高速起動の機能や、重さが1キロ台という軽さで持ち運びにも便利だという利点もあります。

マウスコンピューターから発売した最新のウルトラブックの重さは、1キロ以下の985グラムという所まで来ています。ソニーもウルトラブックの13型と11型のモデルを投入しました。ASUSのウルトラブックは解像度の高いモデルが魅力的です。

下記では、各社のウルトラブックのスペックや価格なども表記しました。※価格は全てメーカー直販サイトのものです。